光よ! --- Tacx LUMOS

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執筆 : 
2012/2/18

Tacx Lumos lighting set T4100

◆ロード | おすすめ度=★★★★☆4=Tacxのデザインと質感が素晴らしく、実用性も十分

ローラー台やボトルケージでおなじみの Tacx が開発した、ドロップハンドル用のポジションライト
ハンドルバーエンドプラグの代わりにつける事で、リアライト+フロントライト+ウィンカーの3つの機能が手に入る。

バッテリーと重量

バッテリーは単三電池一本
重量は左右で 49g(電池含まず)


付属の電池はなんと Tacx ブランドのアルカリ乾電池(1.5V LR6 2600mAh)。
Tacxカラーの水色が美しい。

LED

フロントの2灯は、正面から見て右が前照灯のホワイトLEDで、左が方向指示の橙色LED。
リアの2灯は、上がテールライトの赤色LEDで、下が方向指示の橙色LEDとなっている。
本製品には左右の別はなく、2本とも同じLEDの配置になっている。


設置

設置は Tacx の動画を見れば分かるように、まず先端部分をドロップハンドルに挿入し、付属のアレンキーでしっかり止める。その後、本体部分をねじ込んで装着するというもの。
これによりしっかりと固定されて、ひっぱても抜けることはない。
この機構はとても素晴らしい。


Oリングは2種類入っている。デフォルトでついているものは 右の21mm用のもの。
予備でついているものは左の20mm用のものだ。
当研究室のロードバイクのドロップハンドルの内径は 20.7mm だったので、デフォルトの 21mm用の Oリングで設置した。 実は、最初Oリングが入っているのに気がつかずに、パッケージを開けたときに、どこかに飛ばしてしまった。
マニュアルにOリングが2種類あるという絵が描いてあったので、探してみるとひとつだけ見つかって、慌てて探してもうひとつを探し当てたのであった.... ^^;
パッケージを開けるときには慎重に


操作性

LED上部のスイッチを押すとリア赤色LEDとフロント白色LEDが点灯する。
この状態でスイッチを押すことで、リア橙色LEDとフロント橙色LEDが点滅してウィンカーとして機能する。
ウィンカーは約10秒(10回点滅)で自動的に消灯する。
途中でスイッチを押して強制的にウィンカーを消すことも出来る
スイッチを約2秒長押しすることでリア赤色LEDとフロント白色LEDが消灯する。


使用感

ロードには夜には乗らないので、トンネルでの利用による評価
スイッチは大きく押しやすいが、上部ではなく手前にあればなお良かったかも...
視認性もそれなりに悪くないと思う。

操作については、トンネルでの使用の場合、長押しでの消灯はちょっときつい。
Lumosにはウィンカーの役割があるので無理なのだが、dixna ドロップエンドライトのように、クリックで 点灯→点滅→消灯の動作のほうが使いやすいように思った。

総評

価格から考えると質感も十分で、リーズナブルだ。
ライトの固定方法が素晴らしく、きっちりはまってとても気持ちよい。
良く抜け落ちてしまうエンドプラグの代わりのためだけに使っても良いくらいだ。
操作性も悪くはなく、視認性も満足できる。

ウィンカーの機能は省いて、リアLEDは点灯/点滅で、フロントは2灯とも白色LEDにしたモデルがあっても良いかと思う。

個人的には付属のアレンキーもなくしてもらいたい。
自転車乗りであればアレンキーは誰でも持っているであろうし、すぐ錆さびになってしまうチープなアレンキーはゴミになってしまうのだから

どうでも良いことだが、↓の動画で、LED部分をねじ込んでいる部分がとても気になる。
なぜ逆ネジ方向に回しているのだろうか?
もしかして外国仕様?(な訳はない...)



[追記]

長く使っていると、ラバー部分が暑さなどで変質するのかべたべたしてしまうのが残念
また、締め込み部分の傘のようになっているパーツはプラスチック製で、結構割れやすい
そんなわけで★マイナス1になった
このあたりの微妙な品質を改善してもらえれば最高なのだが
CATEYE あたりで作ってくれないかなぁ...


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