BRYTON Rider50
安価な自転車用GPSサイクルコンピュータ - BRYTON Rider50 についてもう少し詳しく調べてみた。
日本で売られているのは2種類
- Rider50E : 本体のみ
- Rider50T : 本体とケイデンス/心拍センサーのセット
スペック
Rider50E | Rider50T | |
---|---|---|
価格(税込) | 29,400円 | 40,950円 |
ディスプレイ | 176x220ドット 2.2インチ カラーディスプレイ | |
ユーザインタフェース | スティック+ボタン(2+4)? | |
GPSチップ | 高感度チップセット | |
地図 | OpenStreetMap? | |
電子コンパス | ○ | ○ |
気圧高度計 | ○ | ○ |
温度計 | ○ | ○ |
歩数計 | ○ | ○ |
速度/ケイデンス切換式 センサー (ANT+) |
オプション | ○ |
心拍センサー (ANT+) | オプション | ○ |
パワーメーター対応 | 可 | 可 |
記録POI | 10,000 ポイント | 10,000 ポイント |
ログ履歴 | 10,000 km | 10,000 km |
補助記憶媒体 | MicroSD カードスロット | |
バッテリー | 1200mAh 充電式リチウムバッテリ | |
使用可能時間 | 最大15 時間(バックライトオフ) | |
サイズ | 54.7 X 96 X 21.6 mm | 54.7 X 96 X 21.6 mm |
重量 | 106g | 106g |
防水性能 | IPX7 | IPX7 |
ソフトウェア | Bryton Bridge brytonsport.com |
50Eと50Tの違いは、センサー(速度/ケイデンス/心拍)が同梱されているかどうかの違い。
センサーは後からオプションで追加も可能。もしくはANT+なので、Garminなど他社のセンサーも使えると思う。
ちなみに付属の速度/ケイデンスセンサーは、一体型ではなく切換え式らしい。そのため別途購入しないと、どちらかしか測れないそうなので要注意。
普通は恐らくケイデンスセンサーとして使うのだろう。速度はGPSでも測れるので。
速度/ケイデンスセンサー
サイズ | 37.5x35x12mm |
---|---|
重量 | 25g |
電池 | CR2032 |
電池寿命 | 1時間/日 x 22ヶ月(660時間) |
心拍モニタ
サイズ | 34.7x3.4x1.1cm |
---|---|
重量 | 44g |
電池 | CR2032 |
電池寿命 | 1時間/日 x 16ヶ月(480時間) |
同梱品
AC アダプタ(100~240V)
プラグ
USB ケーブル(ミニUSB)
Bikeマウント
地図 DVD
解説
■地図
地図はOpenStreetMapを採用していて、販売国のリージョン毎に同梱のCD/DVDで該当の地図が提供されている。
そのため海外などから購入すると、標準では日本の地図が手に入らないことになるので注意が必要。
とはいえOpenStreetMapはフリーなので、自分で日本の地図をインストールすることは可能。
標準で添付される日本版の地図は、都市部をのぞいた地域ではかなり情報が少ない模様だ。
このあたりはOpenStreetMapの成熟を待つしかないか...
■ナビゲーション
アップロードしたルートや履歴からトラックを表示して簡易ナビゲーションを行うことが出来る。
■トレーニング機能
・シンプルワークアウト
時間、距離、消費カロリーの目標値を設定してトレーニング
・ベーシックワークアウト
時間と心拍ゾーンを設定してトレーニング
・インターバルワークアウト
ウォームアップとインターバル&回復走を設定し、繰り返し回数分トレーニングする
・ラップワークアウト
GPSによる位置や移動距離でのラップ計測を行うモード
■ブラケット
bikeマウントには販売経路などによっていくつか種類があるようだ。
(1)ゴムバンド止め タイプ
マウント自体の着脱が簡単にできるようだ。
このタイプは、ゴムを止める部分をしっかりかけておかないと、ブラケットごと吹っ飛ぶ可能性がありそう。
ハンドルバーに取り付けるようになっており、ステムに取り付けられるかどうかは不明。
(2)結束バンドまたはOリング止め タイプ
詳細不明
bikeマウントへの着脱は横へのスライド式のようだが、ロック機構がどのようになっているかは調査中... ^^;
2バイク設定が可能
特徴
Knock Knock™で、友だちのRider50 にデータを送ることが出来る。
興味深い Knock Knock™ だが、マニュアルを見る限りでは Rider50同士をコンコンさせる訳ではなさそうなのだが...
My buddy™
メーカーについて
BRYTONは台湾の新興GPSデバイスメーカー
最初の製品は2010年11月に発売された Rider30。
現在の所製品は Rider50以外に
Rider30 : GPSサイクルコンピュータ
Rider35 : GPSサイクルコンピュータ(日本未発売)
Cardio30 : 腕時計型GPSスポーツウォッチ(日本未発売)
がある。
総評
スペックを見る限りではなかなか面白そうなのだが、OSMによる地図の実用性などに若干不安がある。
また故障などの不具合報告など、ネット上での評判の悪さも気になるところだ。
オフィシャルサイト
Rider50 製品ページ(brytonsport.com)(英語サイト)製品日本語マニュアル(brytonsport.com)
bryton GPSサイクルコンピューター(東商会)
NEWS/販売店サイト
リーズナブルに登場したGPSサイクルコンピュータ bryton Rider50(cyclowired)
Rider50E / Rider50T カラーLCD付サイクルコンピューター(GPSDGPS)
GPS付きでリーズナブルなコンピュータ|bryton rider50(ブライトン・ライダー50)(BIKE PLUS多摩センター店)
Bryton Rider 50 and Rider 30 GPS units – First look(BikeRader)(英語サイト)
コスパに優れた新星GPSサイクルコンピューター 『Bryton RIDER50』レビュー(gaable)
起動に30秒かかる?GPSの補足待ちという意味?
利用ユーザblog
Bryton rider50 をロードバイクで使ってみた。(自転車から地元情報発信とか)
ヤフーマップを導入したらしい...
赤メガネ生活
外部地図データのインストールについて記述がある。楽しそう...
Bryton Rider 35(ロードバイクとうさぎ )
Rider35のレビューだが、気になる記述が...
「Rider 50使ってみてましたが、なんと初日にブラケットがぶっ壊れ本体が吹っ飛んでしまったという(´Д`;)」
Bryton Rider 50 終了のお知らせ(フェニックス通信)
やはり品質についてはちょっと心配....
BRYTON RIDER50(Lightweight Blog)
bryton Rider50 到着!(めざせマイヨじょ~ぬ)
Edge705と並べた写真あり
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