パールイズミ レインシューズカバー(新型)

カテゴリ : 
用品 » ウェア
執筆 : 
2014/6/14

パールイズミ92レインシューズカバー

◆自転車通勤 | おすすめ度=★★★★☆4=個人的には旧モデルのほうが良かった...

雨の季節を迎えて降雨対策を強化中の第2弾
ということで、レインシューズカバーも新調


パールイズミのレインシューズカバーは旧モデルをずっと愛用している。
今回、新モデルを新たに購入してみた。

旧モデルとの比較

旧モデルは本当に「布を靴の形にしました」という感じだったが、新モデルは各所のゴムがきれいにデザインされていたりと格好の良い製品になっている。

重量比較

旧型は 119g (13+106)
新型は 130g (15+116)
ゴム部分が増えたため若干重くなったが、ほとんど変わらない。

素材の質感の差

新型はずいぶん薄く、手触りが滑らかだ。
耐久性を心配してしまうが...
今のところ問題はなし

バンドのゴム部分は、予想していたのと違ってとても柔らかい。
とはいえ、要所が頑丈になったために折りたたみやすさは若干低下した。

残念なところ

後部のリフレクターがなくなったのは若干残念だ。
さらに、つま先の部分が補強のためだろうかゴム底になったのだが、これによってちょっと困ったことが...
大きめのフラットペダルの場合、足を置くポイントによっては微妙にゴム底の部分がペダルにあたってしまうのだ。
小さいビンディングペダルなら問題ないのだろうが...
これは意外にストレスで、ちょっといらいらすることがあった。


サイズに注意

もう一つの問題はサイズの問題
旧モデルはある意味ただの袋縫いなので、かなり伸縮する。
新モデルはつま先の部分の形が決まっているのできれいなスタイルを維持できるのだが、伸縮性が低く融通が利かない。
そのためサイズに敏感なのだ。
旧モデルではMサイズでちょうどよかったので、今回もMサイズを購入したのだがちょっと小さい感じだ。
履く靴によっては入らなかったり、入っても無理やりベルクロを斜めにとめていたりと、なかなか苦しい状態になってしまっている。
購入する際には、大きめのサイズを選択するのが吉かも。

サイズを調整できるように、底面のバンド部分が着脱可能になっているのだが、これがまためんどくさい。
いちいち履くたびに調整したくないのだ。
旧モデルであれば、さっと足先から入れて踵のベルクロを止めれば履くことができたのに...

問題のポイント

つま先部分のゴム底は改善の余地がある。
確かに旧モデルでの心配は、足を着いたときにつま先が破れたりしないか?というものだった。
ただし、これまで日常的に利用していて、つま先が破れるようなことはなかった。
このまま歩いたり乱暴に足を着いたりしていれば別だが、普通に乗っている限りではその心配はなかった。
シューズカバーの難しいところは、靴のサイズがまちまちなことだと思う。
レース用のシューズカバーであれば、被せる靴の外形はある程度似たり寄ったりだが、普段ばきの靴ではまるでサイズが違う。
同じ25.5cm の靴でも、登山靴のような靴と薄っぺらいランニングシューズとでは、外形のサイズは全然違ってしまう。
そう考えると、ゴム底によって靴のサイズを規定してしまったことは、本製品の大きな問題だ。

見た目は間違いなく新モデルが格好いいと思うが、旧モデルは十分に実用性があったので、できれば旧モデルも売ってほしいなぁ...
コスト的にも有利だと思うので少しお安めの価格で...



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