AXA Victory リングロック

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執筆 : 
2021/2/2

AXA Victory

◆自転車通勤 | おすすめ度=★★★★☆4=Vブレーキ台座がなくても取り付けできる頑強なリング錠

ディスクブレーキ車だと Vブレーキ台座がないため、リング錠 GORIN GR-920 などを取り付けることができない
AXA Victory は本体とマウントが別体となっており、樹脂製のマウントをシートステーに取り付けることで Vブレーキ台座の無い自転車にリング錠を付けることができる


メーカー情報

AXA Stenman 社はオランダのリング錠などのメーカー
AXA Home page

日本での取り扱いは エムプランニング
(Victory の取り扱いはない模様)
日本代理店サイト

商品情報

本体とマウントは別売
Victory 本体には、リトラクタブルという鍵が常に抜き差しできるタイプと、ロック時のみ抜き差しできるタイプとがある
(今回のものはロック時のみ抜き差し可のタイプ)
本体色はブラックまたはシルバー
鍵は2本付き
インターナショナルAXAオンラインキーサービスでスペアキーが作れるという
バイクの鍵なの?というくらい大きい持ち手には少し驚く


オプション

オプションでワイヤー錠を取り付けることができ、一つの鍵でリング錠とワイヤー錠をツーロックできる

重量

本体は 576g 鍵二本をつけると 597g
ブラケットは金具も含めて 53g
GORIN GR-920 と比べて重さが目立つ +200g近く!
GR-920 = 454g(取り付け用ボルトを除く) ブラケットベース部 141g、リング錠部 313g(実測)
GR-753 = 368g(取り付け用ボルトを除く) ブラケットベース部 138g、リング錠部 229g(実測)

設置

リング錠のカバー部分は爪で引っ掛けると簡単に外せる


実機に合わせて3か所の穴のどこかでブラケットを取り付ける



ブラケットを仮止めして調整
シートステーの裏側にリング錠を取り付けることも可能で、その方が存在感を消すことができて良いが、今回は操作性を第一に考えて表側に取り付けることにした


ブラケットは樹脂製
国産のリング錠のスチールブラケットと比べると、フレームに傷がつきにくそうで良い
樹脂のボルトでシートステーに締め付けていく
粗悪なものだと締め付けにくかったり、ボルト穴をなめてしまったりということがありがちだが、精度が良いためそのようなことはなかった


取り付け後の角度調整も簡単で良い


取り付け完了
ちょっと大きい感じはある
Victory ではなく Defender であればもう少しスリムなのかも...



操作感

ロックする際は、鍵を少し回してリング部分をロックする
恐らくこれは安全機構で、片手では閉められないが、 慣れてしまえばそれほど気にはならない
開錠は鍵を刺して回すだけ

所感

もう少し小さくて軽いといいなーとは思うが、堅牢性はかなりのもので安心感がある
オプションのワイヤー錠を付けて1キー2ロックにすると、安全性はかなりのものになるだろう
国内での取り扱いがほぼないのが現状
唯一イオンバイク関連のProBikeshopでの取り扱いがあるくらいか

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