Rock4500 フロントフォーク交換(2)

カテゴリ : 
自転車 » メンテナンス
執筆 : 
2015/3/17

フロントフォーク交換、後半戦
前回はフォークを抜いてヘッドパーツを外すところまで。
今回は新しいフォークにヘッドパーツをセットして、完成まで。


フロントフォーク交換後の姿

取り外した元のフォークと、新しいフォーク
トラベル量は 75mm と 63mm だが、寸法的にはほぼぴったり。


まずは新しいフロントフォークに、元のフォークから外したクラウンレースをインストールする。


圧入工具は持っていないので、定番の水道用塩ビ管を利用して圧入する。
グリスを塗ってクラウンレースをセットし、塩ビ管を下にして地面に軽く何度か打ち付けていく。
無事完了。


フォークをフレームに仮組して、切断位置をマーキングする。
フォークコラムのカットには GRUNGE ソーガイドを使用。
毎度おなじみの BAHCO ハックソーフレーム 227 でカットする。
難しくはないが、やはりコラムのカットは結構疲れる。


一度組んでみないと微妙なサイズが出ない気がしたので、一旦 15mm ほど長い状態でカットした。
断面をやすりできれいにして、ベネフィット マルチアンカープラグをコラムに挿入


手近にヘッドスペーサがなかったので、シートクランプで代用(?!)
丁度 15mm の高さが稼げた。


仮組の結果、さらに15mmカットすればぴったりとわかったので、意を決して再度カット。
2度目は結構疲れた...
できれば一度で済ませたほうが楽...


ようやく完成。


ヘッドパーツのグリスアップなどの経験があれば、あとは慎重にコラムカットできれば問題は特になかった。 逆に言うと、それらの経験がないとちょっと大変かも
さび錆でキュウキュウ鳴いていたフロントフォークが、立派に新しくなった。
7千円程度で一気に新品自転車の雰囲気になるのはコストパフォーマンスとしては良いと思う。
もっと早くやればよかった。

とはいえ、作業にはソーガイドなどの工具が必要。
また、メンテナンススタンドがあったほうが絶対楽である。
当研究室のメンテナンススタンドは Park Tool PRS-21 だが、TACX のメンテナンススタンド T3075 とかも良さそう。


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