GT-820Pro には GPS以外に気圧高度計による高度計測機能がある。
つまり、高度については2つの値が計測できる訳だが、@TripPC による高度の表示はどちらの値によるものなのであろうか?
また、トラックデータには二つの高度は記録されているのであろうか?
という調査課題について調査してみた。
@TripPC による GT-820Proの高度
@TripPCの表示する値は、気圧高度計によるものが表示されているようである。
また @TripPC では気圧高度計の値だけが表示されるが、トラックデータにはGPSによる高度も記録されていることが確認できた。
@TripPCのデータ管理にはトラックとトリップという2種類があるが、トリップデータには一つの高度しか記録されていなかった。
つまり、GT-820Pro から @TripPC に読み込む際には2種類の高度が記録されるが、そこからトリップデータを作成する段階で、気圧高度計のデータだけが使われているようだ。
Sports Analyzer による GT-820Proの高度
Sports Analyzer も @TripPC 同様、気圧高度計のデータが表示される。
また、Sports Analyzer のデータであるアクティビティには1種類の高度だけが記録される。
記録高度の比較
今回は気圧高度計のキャリブレーションを行わなかった。
GT-120の高度が 47.3mからなのに対して、GT-820の気圧高度計の高度は -11.3m から始まっている。
グラフ表示ソフトの関係上、まだ上手くGPSの高度と気圧高度計の高度を比較ができないため、これ以上の分析はまた後日行うこととする。
GPS高度の比較
上のグラフは GPS高度のグラフで、太い線が GT-820Pro、細い線が GT-120である。
全体的にGT-820Proの高度の方がなめらかな推移をしていることが見て取れる。
この値は気圧高度計による補正がされているのだろうか?
それとも SiftStarⅣ では高さ方向の精度も向上しているのだろうか?
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