Polar から発売されている Polar H7 心拍センサーは、BLE(Bluetooth Low Energy)に対応した心拍センサー(トランスミッター)だ。
また H7 は BLEだけではなく、従来の Polar製品である CS400 や、トレーニングジムのランニングマシンなどに対応した GymLink にも対応している。
当研究室では CS400 を心拍記録のメインに使っているが、Polar H7 であれば CS400 と 他のBLE対応計測機器 (iPhone など) で同時に心拍を記録できるのではないかと考えた。
さてこの Polar H7、BLE と GymLink を同時に使うことはできるのだろうか?
パッケージ
Polar H7 パッケージの内容はこんな感じ。
H7 センサー、ストラップ(センサーベルト)、そして各国語で書かれているためにちょっと厚めの取扱説明書だ。
心拍センサーの大きさは、従来の WearLink T31 Codedセンサーと変わらない。
というよりは、まったく同じ。
青のBluetooth マークがついて、トリコロールの配色になったのが少し良い感じである。
センサーの背面もほぼ変わらず。
つまり、ストラップは従来のものもそのまま使えるという訳である。
H7 付属のストラップ(センサーベルト)は、新しいタイプのソフトストラップで、従来のものとはちょっと違う感じ。
付け心地が心配であったが、特に違和感なく従来のものと変わらない感じ。
それにしても冬場だというのに、水で濡らさずに装着したのだがしっかりとセンサーが反応した。
なかなか良さそうな感じだ。
従来のものは電極部分がメッシュになっており、汚れの付着が心配だったが、新しいストラップではそのあたりの心配は少なくなりそうだ。
BLE と GymLink の同時接続
肝心の BLE, GymLink 同時接続であるが、iPod Touch と CS400 を使って実験してみた。
特に何の問題もなく、あっさりと両方に心拍が表示された。
ちなみに iPod で使ったのは Wahoo の Wahoo utility というアプリ。
本来は Wahoo BlueHR の接続確認に使う物だが、Polar H7 でも問題なくペアリング&動作確認ができた。
W.I.N.D. 対応は?
Polar の最近の HRセンサー は、H1, H2 などというネーミングになっている。
H1 は GymLink、H2 は GymLink + W.I.N.D. 対応となっており、
BLE に対応しているのは H6 と H7 である。
H6 は BLE 専用、H7 は GymLink + BLE だ。
現在の所、CS500, CS600 などで採用されている W.I.N.D. と BLE を使えるセンサーは存在しない模様。
参考サイト
Polar 心拍センサーの互換性の表
Compatibility between Polar training computers and heart rate sensors | Polar Global
H7 については、
ポラールのフォーラムにもトピックが上がっていた。
forum.polar.fi
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