今日は GT-820Pro と GT-120を持って、自転車通勤のログをとってきた。
GT-820Pro(SIRF Star IV) と GT-120(SIRF Star Ⅲ)のログの精度を比較しようという訳だ。
今回は GT-120 と一緒に自転車通勤コースで試走してみた。
帰宅後 PC につないで @TripPC でログを読み取る。
GT-820Pro を USBケーブルで PCにつなぐと、普通に認識されて読み取りが開始された。
速い!GT-120 の10倍速という感じ!
自転車通勤のログ程度では一瞬である。
さっそくログを見てみると、いくつかログが記録されている。
販売店のものと思しきログも記録されている。
動作確認してくれたのだろう。夜中にご苦労さまである。
ログ記録条件
今回のログは自転車通勤 約12km のログ。
世田谷通りを中心とした経路は、ほとんど上空を遮るもののない測地条件と思われる。
GT-120 と GT-820Pro は両方とも通勤用自転車のフロントバック上部にしまってある状態でログを記録した。
ログ比較の概要
GT-120 は 3+5秒、GT-820Pro は3秒間隔のログ設定となっている。
記録されたウェイポイントは、GT-120:658ポイント GT-820:1137ポイントであった(どちらも往路)。
測地条件が良いため、どちらのログも特に破綻なく記録されているようだ。
もう少し詳細に確認していくことにする。
詳細ログの確認
図は世田道-環八付近のログである。
青い線が GT-820のログ。赤い線が GT-120 のログである。
GT-120 は陸橋下などで世田道から若干はみ出したりしているのに対して、GT-820はきっちりと道路上をキープできている。
このあたりは SIRF Star Ⅳの性能によるものであろうか。
まとめ
GT-820Pro 初めてのログ記録となった今回だが、ほぼパーフェクトに近い軌跡が取れた。
今後もこの調子が続くようであればかなり素晴らしい
GT-820Pro と GT-120 のログの間には有意差が認められたとはいえ、GT-120 の性能も取り立てて悪いものとは思われず、
平面上のログ記録性能だけであれば、どちらも十分有用であると思われる。
調査課題
GT-820Pro は GPS以外に、気圧高度計による高度計測機能がある。
つまり、高度については2つの値が計測できる訳だが、@TripPC による高度の表示はどちらの値によるものなのであろうか?
また、トラックデータには二つの高度は記録されているのであろうか?
これらについては、そのうちに調査をしてみることとする。
[追記]
GT-820Pro の高度記録について調べてみた → GT-820Pro とGT-120 のログ精度の比較(2)
[関連記事]
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GT-820Pro とGT-120 のログ精度の比較(2)
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