■トラック

トラックというのは、GT-120からインポートしたログデータのことだ。
一つのトラックは、ひとつのログデータだけからなる。
つまり、途中でGPSを停止して複数のログを取得すると、トラックも複数できるということだ。

■トリップ

トリップは、ひとつ以上のトラックのログデータをまとめて、写真やウェイポイントを追加したもので、ログデータを一部削除したり分割したりマージしたりすることもできる。
@TripPCを立ち上げて、マイトリップフォルダに一覧として表示されるものがトリップだ。

トリップに取り込まれたログデータは、トラックからコピーされたものなので、トリップ上でログを加工しても、元のトラックのログデータは加工されることはない。

複数のPCでの利用

・トラックデータのコピー

トラックデータは Documents and Settings\ユーザ\Application Data\Mobile Action\atrip\Track の下に *.track と *.binという二つのファイルとして保存されている。
(Windows7 などでは Users/ユーザ/AppData/Roaming/MobileAction/atrip/Track の下)
この二つのファイルをセットで他のPCの同じフォルダの下にコピーしてあげれば、そのPCでトラックを管理することができる。

もちろんこれはトラックデータなので、これをコピーしてもマイトリップには何も追加されない。
「新しいトリップ」または「トラック管理」でトラックがコピーされていることを確認することができるだろう。

・トリップデータのコピー

トリップデータのコピーはちょっと複雑だ。
トリップデータは Documents and Settings\ユーザ\Application Data\Mobile Action\atrip\Resource の下にフォルダとして保存されている。
(Windows7 などでは Users/ユーザ/AppData/Roaming/MobileAction/atrip/Resource の下)
そしてこのフォルダの情報が RESOURCE_INFO.INI に書かれている。
すべてのトリップを丸ごとコピーするだけなら、このフォルダの下をすべてコピーしてあげれば良いだけだが...

RESOURCE_INFO.INI には、マイトリップフォルダのフォルダツリーの情報と、そのフォルダに入っているトリップのフォルダ名が管理されている。
この情報を適切にメンテナンスしてあげる必要がある。
手でメンテナンスするのは難しくはないが、面倒だ。

自分はトラックをほとんど加工することなくトリップにしているので、トリップのコピーはしていない。
毎回丸ごとコピーするのもばかばかしいので、トラックだけ持ち出してそこからトリップを作っている。

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