KMC Missing Link 7s/8s CL573R
◆自転車通勤 | おすすめ度=★★★★☆4=これでいつでもチェーン清掃が楽々
チェーン切りでピンを抜かなくても、ワンタッチでチェーンを着脱することができる
コネクティングリンク
SHIMANO 7s/8s チェーン用
裏面の注意書きによると、新しいチェーンには新しいミッシングリンクを使うようにとある。
すなわち RE-USABLEというのは、ひとつのチェーンを使っている限りにおいて、再利用が可能だという意味だ。
なぜかひとつのパッケージに2セット入っているが、もちろん一つのチェーンに使うミッシングリンクは1個である。
価格は800-900円程度なので、ひとつだと450円くらいか。
コネクティングピンが 3本で 650円なので、金額上は3回着脱すればこちらのほうが安くつく計算だ。
いつでも気軽にメンテできることを考えれば、高くないと考えることもできるだろう。
購入時の注意
KMCミッシングリンクの7s/8s用は2種類ある。
当研究室で使用している CN-HG50やCN-HG70 に使えるのは ピンの長さが7.3mm のこの製品。
amazonさまによると CL573R という型番らしい。
もうひとつはピンの長さが7.1mmの CL571R で、KMC Z8やSRAM の用だ。
購入する際には注意が必要だ。
設置上の注意点
普通にチェーン交換ができる人であれば、特に難しいことはなく設置できる。
ミッシングリンクは見ての通り、チェーン半コマ分の外リンクである。
そのため、新しいチェーンの長さを決めてチェーンを切るときに、いつものようにチェーンを切ると半コマ合わなくなってしまう。(実体験 orz...)
SHIMANOのチェーンは、最端部の外リンクにコネクティングピンが刺してあるので、普通はその逆側を短く切り落とすのだが、ミッシングリンクを使う場合は、終端が外リンクになっている側を切り落として、両端が内リンクの状態にする必要がある。
(普通に考えれば間違わないでしょうけれど...orz...)
ミッシングリンクの着脱
ミッシングリンクの着脱は、やり方が分かっていないと難しいが、正しいやり方をすれば簡単だ。
ポイントは、ミッシングリンクを両側から押さえながらスライドさせること。
押さえ方は、ふたつのプレートのピンがついている方をそれぞれ内側に向かって押さえること。
ミッシングリンクのピンを見れば分かるが、ピンに溝が掘ってある。
ミッシングリンクを外すときには、この溝部分を使ってスライドさせる。
また、ミッシングリンクを使う使わないにかかわらず、チェーンを切ったりつないだりするときは、以下の手順で行うとやりやすい。
(1) まずフロント、リアともに最小のギアに落とす。
(2) リアディレイラーのケージのテンションプーリー部分を、自転車の前方向に押してチェーンのテンションを緩める。
(3) その状態で、フロントチェーンリングからチェーンを手でつまんで内側へ落とす。
これで、チェーンのテンションはかなり低い状態になる。
同様の類似製品
同様の製品として、SRAM のパワーリンク、wiperman のコネックスリンクなどがある。
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