Postmoderne SMICA-PROステム
◆自転車通勤 | おすすめ度=★★★★★5=コストパフォーマンスの高い、シンプルで美しいステム
通勤用クロスバイクのステムの調子が悪い。
3年くらい使用した頃からギシギシ音がするようになり、その度にグリスアップしていた。
最初の内は半年間隔程度だったのだが、最近は雨に降られると1ヶ月も持たなくなっていた。
さすがにこれではやっていられないので、交換することにした。
交換するステムは SMICA-PRO ステム
以前 Y's 二子玉川で見かけて、自転車の色がパールホワイトなのでぴったりではないかと思っていたのだ。
SMICA-PROステムのスペック
材質:7075-T6 アルミ
角度:8度
重量:約127g (カタログスペック: 110g/90mm)
元々ついていた HL ステムは 359g だったので、なんと 232gの軽量化である。
ハンドルクランプボルト:4本締め
コラムクランプボルト:2本締め
ステム長:100mm
ハンドルクランプ径:25.4mm、コラムクランプ径:28.6mm
元のステム
カタログスペックによるとこのステムは
HL TDS-C213-8 アルミ アングルアジャスト 100mm -10~50°
角度調整機構付なのだがそれほど目立たず、このバイクにはマッチしていて結構気に入っていたのである。
しかし角度調整部分に負荷がかかり、ギシギシ音がするようだ。
そういえば以前、アラヤ(raleighの販売元)にこのステムの調整についてメールで問い合わせたときに、調整部分の関係で不具合が出る場合があると言っていた。
おそらくこういう事だったのかもしれない。
6年以上頑張ってくれたのだから、充分働いてくれたと言うべきだろう。
SMICA-PROステム 選定のポイント
このステムを選定したポイントはシンプルなデザインだ。
最近のステムは黒のものが多く、シルバーのもので気に入ったものはなかなか少ない。
このステムはホワイトモデルなので、付ける自転車を選びそうだが、同じ postmoderne の SMICA-AMRのシルバーモデルもなかなか良さそうだった。
サイズ
ステム交換の注意点はサイズ。
1.フォークコラム径
2.ハンドルバークランプ径
3.ステム長
4.角度
5.コラムハイト
このうち、1と2はそれぞれフロントフォーク、ハンドルバーの径と一致していなければならない。
このクロスバイクのフォークコラム径は、標準的な 1と1/8(28.6mm=オーバーサイズ)
ハンドルバーは25.4mmだ。
ハンドルバークランプ径に注意すれば、ほぼ問題ないと思う。
3 のステム長はポジション次第だが、今回は現状と同じ 100mm にした。
4 は今回は特に気にしていない。クロスバイクなのでデザイン優先という感じ。
5.のコラムハイトはコラムスペーサーで調整できるので、特に気にしなかったが、現状のものとほぼ同じだった。
取付
このステムはハンドルクランプ部分が2本に分かれている。
そのため、最初1本ずつネジで仮止めしてから最後に全体の調整を行った。
剛性感は上々。
ハンドルバーの滑り止めのためのギザギザが見えてしまうのがちょっと残念だけれど。
ステム断面が丸くなったので、サイコンをステムに装着しやすくなったし、できあがりは美しくて大満足。
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