自転車依存症

カテゴリ : 
自転車書籍 » エッセイ・ガイド
執筆 : 
2012/1/18
◆おすすめ度:★★★★☆4=自分の症状と比較してみよう...

自転車文学研究室主宰の白鳥和也氏のエッセイ
自転車だけでなく、カメラや鉄へのこだわりが爆発!


本書は、過度に自転車道楽にいそしむあまり、一種の依存症的傾向が生じた場合について、
いろいろ概説しておりますが、それを是正しようとする成分はほとんど含まれておりません。
むしろ逆に、本書をお読みになることでその傾向がさらに強まる可能性がありますので、
この点、十分にご注意をお願いします。

健康のために自転車に乗りたいのではない。
好きな自転車にいつでも乗れるくらいには、健康でいたいと思うのである。

確かにその通りだ。


自転車はときに毒であるばかりか、場合によっては毒よりさらに悪い
「クスリ」になることさえある。

なるほどなるほど。
だから自転車はこんなに楽しいのか。非常に腑に落ちました。

巻末に近づくにつれて、自転車だけではなく、カメラや鉄、その他諸々の筆者の趣味の話が雑多に繰り広げられる。
この本は現在では絶版になっていて(?)手に入れられないようで残念だが、 確かにそれも仕方ないなぁ と思うほど、好きなことを好きなように書いているという感じなのだ。
しかし、自転車乗りなら共感できることがたくさんあるので、もしどこかで手にすることができたなら、是非読んでみることをおすすめする。

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