ant+に対応したハイエンドサイコン AS-CC2700

カテゴリ : 
気になるもの » 機材 » サイコン・GPS
執筆 : 
2011/11/23

yupiteru AS-CC2700

ant+に対応したハイエンドサイクルコンピュータ。


ATLAS ハイエンド・サイクルコンピューター AS-CC2700(yupiteru)

速度 ケイデンス 心拍 高度計 傾斜計 方位計 PC接続 GPSログ 地図

ケイデンスと心拍計はオプション

AS-CC2700の外観

yupiteruのイメージカラーというとオレンジ色だが、今回はそれをさっぱり捨てて、白と黒のイメージに
なんだか garmin edge を意識したような感じ?
コーポレートカラーがあるのは悪い事じゃないと思うので、個人的には以前のデザインの方が独自性があって良かったような...

AS-CC2700の特徴

リアルチルト機能による傾斜角の測定
従来の傾斜計は気圧高度計による高度変化から傾斜角を算出するものがほとんどで、若干のタイムラグがあることなどから、目安的なものとされていた。
AS-CC2700は実際の自転車の前後の傾き(ピッチ)と左右の傾き(ロール)を計測することで、リアルタイムな傾斜を表示することができる。
気圧高度計で現在高度も計測可能

ant+対応とログデータ記録機能
ant+対応センサーで、速度、ケイデンス、心拍数などを計測可能。
1 秒間隔で約70 時間までの走行情報を記録することができる
記録したログデータは、本体上でグラフ化してみたり、ヒストグラムとして表示させrたりする事ができる。

セルフトレーナー機能
目標速度を入力して走ると、目標との時間差や距離差などをアイコンとともに表示してくれるという機能。
garmin のバーチャルパートナー機能のようなものか?と考えてしまいそうだが...
バーチャルパートナーでは、過去の自分のログと競争することもできるが、 CC2700では目標速度しか登録しない。
当然、上り坂や下り坂などの状況を考えてくれる訳ではない。

フラッシュライト機能についてはあまり期待できないであろう。
本体の電池はCR2032x2であり、小さなLEDの点滅しかできないと思われる。
安全性という意味では、このレベルのライトだけでは意味をなすとは思えないのだが。
逆に、これで充分と誤解する利用者が出てくることを考えると、機能としてあること自体が問題だと思う。
とはいえ「特許出願中」とあるので、何かとてつもない秘密が隠されているのかも?

データの管理

AS-CC2700はPCでのデータ管理機能はなく、 ログで記録したデータは、本体のみで管理する。
REALアスリート仕様というのであれば、PCで管理できるのだろうと思ったのだが...
2万円程度する機器なので、PCの管理機能は欲しかった所だ。

総評

リアルチルト機能やツイストアクションなどの新しい機能を搭載して、yupiteruのやる気は伝わってくる。 しかし、いまひとつ実際の利用局面を描き切れていないような感じを受けるのが残念だ
個人的には、価格据え置きでPCでのデータ管理機能をつけるか、ログの記録機能を除いて 14,000円程度の価格にするか、どちらかにした方が良いと思う。

個人的にyupiteruとpioneerにはとても期待しているので、頑張ってもらいたいものだ。

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