七つの自転車の旅

カテゴリ : 
自転車書籍 » エッセイ・ガイド
執筆 : 
2009/9/26

七つの自転車の旅

◆おすすめ度:★★★☆☆3=自転車旅の奥深さが心に響く

自転車文学研究室主宰の白鳥和也氏のエッセイ
タイトル通り、筆者が巡った七つの自転車旅が綴られている。


立ち寄ったところにまた立ち寄りたくなるのは、旅する人の不思議な傾向だ。

と筆者が言う様に、一つ一つの話の中にも、何度か訪れたときのことが描かれている。
それだけ心に残る場所なのだろう。

七つの旅

盛岡から仙台
青森から津軽半島を回って角館 十三
富山から金沢を抜けて芦原
修善寺
白馬をベースに大町、糸魚川
南木曽から大平峠をぬけて飯田
今治から尾道 しまなみ街道

各章のはじめには筆者が辿った地図がついているが、ルートマップとして参考にできるものではなく、筆者の旅路をイメージしやすくするためのものだろう

随所に挿まれているモノクロームの写真が旅情を掻き立てる
筆者の自転車旅は、ツーリング自転車での3泊~5泊という優雅な(時間的に)もので、容易に真似のできるものではないが、十三湖や大平峠は是非走ってみたいと思った。

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KNT
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