ブレーキシューのセッティングにブレーキシューチューナー

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執筆 : 
2011/10/2

Tacx ブレーキシューチューナー　T4580

◆ロード/自転車通勤 | おすすめ度＝★★★★☆4＝あっという間にブレーキのセッティングが完了


自転車通勤で雨の中を走ったりすると、あっという間にブレーキシューが磨耗していて、ブレーキシューの交換が必要になる。
うまく調整したつもりでも、正面から見るとばらばらだったりして...
このツールさえあれば、とても簡単に左右のブレーキの向きをそろえてセットすることが出来る。

ブレーキシューチューナーの使い方

一旦ブレーキを開放する。
矢印を前向きにしてブレーキシューチューナーをリムにはめて、ねじを締めて固定する。
ブレーキシューのボルトを緩めてブレーキシューが動く状態にする。
ブレーキをにぎり、ブレーキシューがブレーキシューチューナーの溝に沿うようにする。
ブレーキシューのボルトを締める。
開放したブレーキを元に戻す。

ブレーキシューチューナーの効果

ブレーキシューを取付けるときには普通、次のことに注意をする必要がある。
(1)ブレーキシューの前後の傾き
(2)タイヤとブレーキシューの間を1mm程度にする
(3)トーインをつける
(4)左右のブレーキを対象にセットする
これらがすべてうまくセットされていないと、ブレーキをかけたときに音鳴りがしたり、制動力が落ちたりしてしまう。
2本の手だけでこれらを同時にうまく行うのは意外に難しい。
しかしこのブレーキシューチューナーを使えば、これらをすべて簡単に解決してくれるのだ。

注意点

対応可能なホイールのスポーク数は36本まで。
スポークとスポークの間に入れるので、それ以上だとブレーキシューチューナーが入らない


調整し終わった状態。
ちゃんとトーインもついている


ブレーキシューチューナの厚さは 前側 1.2mm 後側 2.4mm
この差がトーインを生んでいる。
shimano のブレーキ取扱説明書によるとトーインは 0.5mm とある

効果は抜群。ブレーキシュー交換の作業がすごく楽になった。
なかなかリアル店舗で置いてある所は少ないのでネットで購入するのが吉。
後はもうちょっとお安くしていただけると良いのだが...

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