以前書いたように、GPSだけで高度計測をする GT-120。
逆にPolar CS400は気圧高度計によって高度を計測する。
果たしてどれくらい値は違うのだろうか?
両方のログを読み込んで比較してみた。
逆にPolar CS400は気圧高度計によって高度を計測する。
果たしてどれくらい値は違うのだろうか?
両方のログを読み込んで比較してみた。
上のグラフの紫色の線が高度を表している。
太い線は CS400によるものだ。
細い線が二つあるうちのギザギザの方が GT-120のデータ。
最後の一つは GT-120 の緯度経度情報から算出した高度(500m単位でサンプリング)を描いたものだ。
このグラフから分かるのは以下のようなことだ。
(1) 標高392mの頂上地点で CS400のデータは 363m を表しており、全体的にほぼ一定の値で低く計測されている。
(2) GT-120のデータは地図から算出した値に近いが、かなり変動が激しい。
(3) 地図からの産出値は頂上付近で急激に変化しており、値としても400m以上を記録している。
CS400の値が低く出ているのは気圧の変化によるものと思われる。CS400は出発時点で自動キャリブレーションされているが、出発から3時間近く経過しているため、値は30m近くずれている模様だ。
GT-120 はGPSによる計測なのでかなり変動が激しいが、変動がなくなればかなり良い値が出ていると考えて良いだろう。
地図から算出した値も頂上地点でぴょんと跳ねているなど、実際の値とは違う可能性がある。
CS400の値を GT-120 の変動を取り除いた値で補正してやれば、かなり実際に近い値が取れるのではないだろうか?
太い線は CS400によるものだ。
細い線が二つあるうちのギザギザの方が GT-120のデータ。
最後の一つは GT-120 の緯度経度情報から算出した高度(500m単位でサンプリング)を描いたものだ。
このグラフから分かるのは以下のようなことだ。
(1) 標高392mの頂上地点で CS400のデータは 363m を表しており、全体的にほぼ一定の値で低く計測されている。
(2) GT-120のデータは地図から算出した値に近いが、かなり変動が激しい。
(3) 地図からの産出値は頂上付近で急激に変化しており、値としても400m以上を記録している。
CS400の値が低く出ているのは気圧の変化によるものと思われる。CS400は出発時点で自動キャリブレーションされているが、出発から3時間近く経過しているため、値は30m近くずれている模様だ。
GT-120 はGPSによる計測なのでかなり変動が激しいが、変動がなくなればかなり良い値が出ていると考えて良いだろう。
地図から算出した値も頂上地点でぴょんと跳ねているなど、実際の値とは違う可能性がある。
CS400の値を GT-120 の変動を取り除いた値で補正してやれば、かなり実際に近い値が取れるのではないだろうか?
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