Polar CS400のログとオートスタートモード

カテゴリ : 
利用機材 » CS400
執筆 : 
2010/7/18
CS400の動作モードにはオートスタートモードとマニュアルスタートモードがある。

オートスタートモードでは、自転車で走り始めるとCS400が自動的に計測を始め、自転車が止まると自動的に計測を中断してくれる。
それに対してマニュアルスタートモードでは自分でボタンを押して計測の開始と終了を伝えなければならない。

ASTRALE8で慣れていたし計測忘れをしたくないので、オートスタートモードに設定していた。
自転車が止まったときと走り始めるときに「ピー」と音が鳴るのだが、それがいかにもPolarを使ってますという感じで、最初の頃は嬉しいやら恥ずかしいやらという感じだったのだが、最近はすっかり慣れていた。

■オートストップ中はログに記録されない
ただ、オートスタートモードにはひとつだけ不満があった。
ProTrainer5で表示したときに、自転車が停止しているときの値が表示されないことだ。
いや、表示されないというのは正確ではない。
そもそもログに記録されていないのだ。

Polarのログデータ(*.hrmファイル)を見ると分かるが、オートスタートモードで停止している間のデータはログには記録されていない。
まぁ、考えてみれば当たり前である。
オートスタート・ストップをしてくれる訳で、手でストップしているのと同じなのだから、停止中はログが取られないに決まっているのだ。

■どれだけ停止していたのかも分からない
ログが取られないことはかまわないのだが、どれだけ停止していたかも分からない。
各サンプリング毎のデータには、時刻またはそれと同等のデータは付加されていないからだ。

*.hrm ファイルのサンプリングデータは次の項目が羅列されているだけだ。
ハートレート(bpm) 速度(0.1km/h) ケイデンス(rpm) 高度(m)
つまり、停止していた間の時間は分からない。

ログのサンプリングデータ以外の場所にそれらしい値はないかと探したが、当然のようにそれはなかった。


停止中のデータが欠落しているために、i-GotU のログと比較しようと思っても時間がずれてしまって、単純に比較することができない。

ということで、これからはマニュアルスタートモードで使うことに決めた。
計測忘れをしないようにしなくちゃ。
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