SIGMA Data Center 2.0

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執筆 : 
2011/6/12
Data Center 2.0 のデモ版を使ってみた。
値を入れることは出来ず、画面を見ることだけが出来る。

DataCenter2.0 は Adobe Air で作られているようで、Windows/Mac 対応だ。
トップ画面
デモ版では画面左に「デバイス」が列挙されている。
製品版がどうなのかは不明だが、デバイスがいくつもある人っているのだろうか?

BC1609のトップ画面を見てみる。
メニューには「合計値」「データ」「統計」「デバイスの設定」がある。
これはハイエンドのRox9.0でも同じだ。


合計値
BC1609の「合計値」メニューでは
「サイクリング」の値として
合計走行距離バイク1,合計走行距離バイク2,合計走行距離1+2,合計走行時間バイク1,合計走行時間バイク2,合計走行時間1+2
が表示されている。
ちなみにRox9.0 では
「サイクリング」以外に
「ハートレイト」消費カロリー
「アップヒル/ダウンヒル」合計高度、最大高度、合計走行距離、合計走行時間
などが増える。


データ
BC1609の「データ」メニューでは日毎(セッション毎?)の距離と走行時間の一覧をリスト表示で見ることが出来る。

カレンダー表示にも切り替えられるが、1年間のカレンダーのアクティビティがあった日にマークが付くだけだ。
リストの一覧はフィルターによって表示をフィルタリングできる。
フィルターは、日付範囲、評価値、タイプ(走行/ログ記録)、バイク(1/2)、距離範囲、走行時間範囲などが設定でき、フィルタ設定に名前をつけて保存しておくことが可能。


リストからセッションを選んで詳細を見ることが出来る(またはカレンダーから月日を選んで)。
「データ」の詳細画面では「注意」(和訳がおかしいと思う...)と「乗車」(これもちょっと...)という折りたたみ可能なセクションがあり、
「注意」セクションでは評価(☆1~5)、天候、風の強さ、気温、トレーニングパートナー、コースプロフィール(ゆるやかな起伏など選択)と内容(自由記述)が表示される。このセクションはほとんど手入力項目だろう。
「乗車」セクションでは距離、走行時間、平均速度、最速速度、平均ケイデンスなどが表示される。こちらはサイコンから取得された値。手で編集することも出来る。
「データ」の詳細は別の日を選んで比較することが出来るようになっている。


Rox9.0ではログ記録データを折れ線グラフで確認できる。

また、心拍数ゾーン区分を円グラフで確認できる。


統計
「統計」メニューは「統計のグラフィクチャート」と「統計予定(?)」から成る。

「統計のグラフィクチャート」は週/月/年単位の棒グラフで、距離、走行時間、走行回数を見ることが出来る。

Rox9.0では高度と消費カロリーも確認できる。


「統計予定」では表形式でサマリー値を確認することが出来る。
また年ごとの比較をすることが出来る。


所感
全体的にPolar ProTrainer5 の方が高機能だが、2つのデータの比較や複数年度単位での比較など、見るべき部分もある。
Airで作られたソフトウェアはインターフェースの作りがPolarよりは新しい感じだ。

SIGMA Data Center はSIGMAのサイコンの全ラインナップで使用できるのが特徴だが、Rox9.0のログデータがない状態では、PCで管理するほどのものでもないような気がする。

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